漫画とかカープとかプロレスとか

漫画とかカープとか漫画とかプロレスとか漫画とかゲームとか

ここは今から倫理です。

今年は仕事のトラブルが急増。

一番大きいのは人手不足。

入院だったり、家庭の都合だったりで人がいない。

本来、月6日休みが現在、月3日に…。

あっ…これは…黒い…。

 

 

 

 

 

内容

高校の授業で習う「倫理」ー。正直社会につかうものでもなく、受検に必要もないかもしれない教科である。倫理の教師である主人公が、様々な生徒たちの抱える問題に向き合い、対話をし、救っていく。

 

感想

・絶対に読んでほしい作品。

だれかに「オススメの漫画ある?」と聞かれたら、「ジャンルの希望は?」と聞き返すことが多い。しかし、去年の冬からは「『ここは今から倫理です。』を読んで。」と言うことが多くなりました。それぐらい衝撃を受けた作品。外したら格好悪いが、近々何かしらの賞をとると断言する。

 

・読む前に倫理の知識を必要としない。

私は学生時代に倫理の授業を受けていないため、どのような内容を勉強するのかは漠然としている。読む前は倫理の授業を中心に展開されるのかと予想していた。しかし、作品内で倫理の授業のシーンはとても少ない。そのため哲学者や重要語句など学校の教科書のようなものは最低限の紹介しかない。けれど、この作品は「倫理の授業を受けてみたい」と思わせる。

 

・1話ごとのテーマが明確で読みやすい。

1話完結型で、それぞれに登場する生徒も異なる。1人の生徒に対して向き合っていくので、テーマが分かりやすい。主人公曰く「悩んでいる生徒が好き」なため、抱える悩みが様々ある。

特に興味深かったのは「対物性愛」に関して。ぬいぐるみを愛し、その声が聞こえる生徒に対し、対物性愛を否定するのではなく、共感した上で諭していく。

他にも家族とのコミュニケーションが不足した生徒、他人を見下す傾向がある生徒など、子供が抱えやすい問題を「倫理」を通して解決に導いていくところが感動する。

 

・各話に心揺さぶるセリフあり。

話の終盤になると、主人公が哲学者や宗教家の言葉を引用する場面がある。聞いたことある人物もいるので、「誰だ?」とはならない。もちろんこれらの言葉も心に響くのだが、私が一番響いたのは2巻にて

 

「石を水に投げ入れた時 何故 水面に波紋が生まれるのかを考えるのが物理で

 人に言葉を投げかけられた時 何故 心が波立ち苦しくなるのかを考えるのが倫理」

 

とても分かりやすかった。

 

・2巻の感想

普通の生徒が、普通から脱却するには?と悩む生徒の話が好き。何かをして他の人とは違いたい、目立ちたいという考えることに、「人格」について諭す主人公。これ、本当に子どもに読んでもらいたい。

そして、2巻最後の話がまさかの次巻に続く話。1話完結だと思っていたのに。最後の最後に新キャラを出して終えたので、続きが気になる。

あとがき漫画がおもしろい。ジ〇〇ーズは倫理で、特に関〇〇ニが倫理らしい。どういうこっちゃ(笑)。私はS〇〇PやN〇〇Sの方が倫理のように思う。

 

 

日曜日もお仕事です。

恐らく13連勤。ふぁー。