俺とヒーローと魔法少女
日曜日が父の日のため、実家に帰った。
実家には現在、猫が2匹いる。
しかし、1匹の姿を見たことがない。
どうやら家の住人ではない人が来るとビビッて出てこないらしい。
いつになったら、その姿を拝めるのか…。
ちなみにもう1匹は私が買ったのだが、私の存在を忘れている。
いつ来てもふてぶてしい…。
内容
怪人から市民を守るため、多くのヒーローが存在する世界。主人公は憧れのヒーローになった青年。しかし、変身した姿は見る者みんながときめく魔法少女だった。その姿に納得いかずとも悪戦苦闘しながら平和を守るストーリー。
感想
・買おうと決意したのはタイトル。
この作品は本屋の棚のジャンルがレディコミで置かれていた。「俺とヒーローと魔法少女」というタイトルでレディコミというギャップに惹かれた。次に表紙絵。魔法少女がヒーローポーズをとっているというのが私の琴線に響いた。
・ストーリーは主にギャグ
アラサーの青年が変身したら魔法少女になる。これだけで十分ギャグ。主人公が怪人から市民を救って変身を解くとドン引きされる。これは間違いない。
そして魔法少女なのに魔法は使わない。殴って蹴って怪人を倒す。完全にギャグ。
話が進むにつれて変身の謎に迫ってきている。ただ未だに主人公に良いことが起きていない。早く報われてほしい。
・スポット出演の怪人が〇
怪人をまとめる悪の結社があるけども、きちんと紹介されていない。そしてストーリーに核心に触れるわけでもない。しかし、憎めない怪人が多い。マグロの怪人=ツナデスといった洒落がかかった名前や、悪事がそんなに悪くないなどヒーロー以上に愛してしまうようなものが多い。ちなみに私が好きなのは大根の怪人。
第6巻の感想
物語はクライマックスへ。ヒーロー協会の謎と変身の秘密が少しずつ分かり始めてきた話。物語を核心をつく少女に対して不穏な動きを見せる協会。よっぽどこちらの方が悪の組織っぽい。
また、怪人が出すくだらないクイズになぜか主人公だけは答えを当てられることに笑った。
猫を飼おうか?けど我が家にはウサギがいる。