漫画とかカープとかプロレスとか

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あまんちゅ!

少しずつ6月9日の新日本プロレス大阪城ホール大会を見ている。

前半ではNEVER無差別の3WAYが好き。

いつかエルガンvsタイチのシングルが見たい。

早く後半戦を見ないと。 

 

 

 

 

特装版 あまんちゅ! 13 (BLADE COMICS SP)
 

 

内容

東京から引っ越ししたばかりで寂しい気持ちを抱いていた、ある女子高校生が、ある日海の魅力を知ることになる。その時にダイビングに夢中の同世代の女子に出会う。彼女に導かれてダイビングにも魅力を感じ、高校のダイビング部に入部する。ダイビングを通して、人間的な成長をするとともに、不思議な出会いも遂げていく物語。

 

感想

・「浪漫倶楽部」「クレセントノイズ」「ARIA」を描いた天野こずえさんの作品。この方の描く作品の世界観が好き。「あまんちゅ」は現実の中に幻想的事象を少し交えながら、登場人物の成長を描く。少しというのが重要。これが良いアクセントになっている。

 

・作品での年月の経過をしっかり表現して、その中で成長や関係を描いている。季節におけるイベントとして、単純に文化祭などの学校に関連するものだけでなく、実際に物語の舞台となる静岡県伊東市のお祭りなども盛り込んでいる。現実にあるイベントのため、読者と作品の距離感も近く感じるのではないか。

 

・作品中の1枚絵の画力が凄まじい。これは以前の作品から言えることだが、多くの話の後半で見開き1ページ分の壮大な情景を描いている。背景の細かい部分の書き込みが多いので、一層美しさを感じる。1枚絵に色を入れて売り出したら、絶対に欲しい。額に入れたい。「ARIA」ではイラスト集が出ている。買わなきゃ。

 

・登場人物のセリフも大きな魅力の1つ。こちらの琴線に触れることが多々あるので、読んでいて元気になる。

今まで1番響いたのは

「人は過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられるんだ。」

 

 

13巻の感想

・修学旅行の話。鞍馬山というパワースポットを訪れるのが作者らしい。登場人物の友情も朗らかな雰囲気で描かれていた。

・主人公が落ち込む話。自分が意図したことに対し、周りは別の意味で捉えることはよくある話。いつも同じ様子で振る舞う人はよく観た方がよいかもしれない。

・登場人物の恋愛に関する話。男の子が年上の主人公と初めてデートをするのだが、素直に頑張れと思えるような、そういう話が詰まっていた。

 

 

いつか「ARIA」についても紹介したい。

天野こずえさんの描く漫画は究極の癒し。疲れたときに読むとホッとする。