トクサツガガガ
昨日のカープの試合の2回10失点。
良いも悪いも記憶に残ることをしてくれるのが広島カープというチームなのです。
概要
職場では女子力が高いと噂されるOLの主人公。実は彼女の趣味は根っからの特撮オタク。
周りにバレないようにコソコソオタク生活を楽しんでいる姿を描く日常ストーリー。
感想
・自分が今まで読んできた漫画にランキングをつけたとき、間違いなく上位に入る作品。
・特撮が好きな人はもちろんですが、何かしら「オタク」を持つ人が読んだときに共感することがあるはず。
・オタクあるあるを描くだけでなくて、人生において必要なことは何かを説いてくれている。
・途中でオタク友達や良き理解者に出会いながら、主人公の成長も描かれていて、何より理解を示さない主人公の母親との葛藤がすごい。
・ちなみに好きなキャラは「任侠さん」。怖い顔なのにメンタル弱めの女の子向けアニメが好きなキャラ。彼が小さいころ学校に行けなかった時に立ち直った話が好き。
13巻の感想
・全体的に仲違いから起きる負の雰囲気が多かった。上記の母親との言い争いや小学生のダミアンとの亀裂など解決がしにくい状況を、これからゆっくり解決していく展開。
・この状況で仲間たちが慰めてくれるのだが、慰めているのかどうか分からないドタバタが良い。仲間ってこんな感じが素敵。
・兄家族との話で子供の考え方あるあるに非常に共感。小さい頃の将来の夢はあり得ないものが多い。「ドラえもんになりたい」とか「いちごになりたい」とか。ちなみに自分は「アンパンマンになりたい」だった。
・最後にダミアンに渡した本の中身が気になる。ダミアンとはちゃんと仲直りができるのかどうか…。
年老いてから特撮とか朝アニメとかのおもしろさに気づいてしまった自分を誰か叱ってください。